症例 概略
花粉症-1 愛知 S・Uさん 33歳女性
シーズン前の予防漢方薬とシーズン中の症状改善漢方薬のサイクル療法にて、15年来の花粉症が年々楽になり、最近はシーズン前の予防薬だけでほとんど楽に過ごせるようになっている。

<今までの経過>
15年前から、毎年2月の中旬頃になると、クシャミ・鼻水から始まり、3月にはいると鼻づまり・目のかゆみ・ひどい時には顔の皮膚まで痒くなる。
花粉の少ないとでも、毎年悩まされ、耳鼻科に通院しているが徐々にひどくなっている。
<治療法とその後の経過>
花粉症改善のために以下のような治療計画を説明し実行していただきました。
1、 花粉の飛散が始まる2〜3週間前ごろから予防の漢方薬を服用する。
2、 花粉の飛散が始まったら、症状軽減の漢方薬を服用する(程度により4段階がある)。但し、予防の漢方薬だけで調子がよければそれを継続する。
3、 シーズンが終了したら漢方薬の服用も中止する。
毎年、指示どうりの漢方治を療継続することに、スギ花粉の大量飛散になった3年目は予防のための漢方薬がけでも症状は楽になり、4年目のシーズンはスギ花粉も少なかったせいもあるが、全く症状は出なかった。この20年間近くで、こんな楽なことは初めてとのこと。
最近では、予防のための漢方薬を2月に入ったら服用するだけでほとんど楽に過ごせるようになっている。